BL短編

□学パラ
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※セトカノ
※学パラです
※管理人の独断と偏見によります









セトさんに勉強を教えてもらうカノさんとか可愛いです。
カノさんはモモちゃんと負けず劣らずタメを張るレベルの頭だったりしたらいいなと思ってます。

「キサラギちゃーん、どうだったー?」
「…聞かないでください…」
「うわー、299位とかすごいね!ブービーじゃん!ていうかキサラギちゃんより下の子とかいるんだねw」
「カノさんだって295位の補習組のくせに、人のこと言えないじゃないですか!」
「そ、それでもキサラギちゃんよりは上だし?」
「お前らレベルの低すぎる争いをしてないで今すぐ勉強しろ」

私の中でのメカクシ団頭脳ランキングは、
シンタロー>>>>>>越えられない壁>>コノハ≧セト>キド≧ヒビヤ>>>>>エネ>マリー>>越えられない壁>>>>カノ≧モモ
みたいな感じです。

セトさんがカノさんの前辺りに入ってても素敵なんですけどね!
ヒビヤくんは小学生だけど、頭の出来自体は良さそうなので高めの位置。

シンタローくん…学年1位
コノハくん…学年3位
セトさん…学年20位
キドさん…学年45位
ヒビヤくん…学年60位
エネちゃん…学年150位
マリーちゃん…学年200位
カノさん…学年で下から5番目
モモちゃん…学年ブービー





セトがカノにお勉強を教えるようです



〜英語〜

「カノは英単語からやらなきゃダメっすね…」
「めんどくさーい」
「真面目に勉強しないとマジで留年するっすよ?」
「うぇーい…」
「えーっと、『November』は何月でしょうか」
「9月!」
「残念、11月っす」
「えええ!?だって、『November』の語源は『第9の』って意味のラテン語で『Novem』でしょ!?だったら9月じゃないの!?」
「なんでそんな無駄なことを知ってるんすか…?
それは昔のローマでは3月から数えてたからずれてるんすよ」
「うわあ…ひどい、詐欺だ。ちゃんと現代基準で直したほうがいいよ絶対」
「そんな伝統をぶち壊すようなことを言っちゃダメっすよ。
じゃあこれ、『comb』は日本語で言うと何かわかるっすか?」
「昆布」
「ドヤ顔っすね!答えは『くし』っす」
「解せぬ」

〜数学〜

「一秒に2cm動く点Pとかほんと訳わかんない。問題より何よりその点Pの存在自体が謎」
「はいはい、現実逃避してないでちゃっちゃと解くっすよ」
「二次方程式なんなの。答えが二つあるとかなんなの、帰りたい。真実はいつも一つ!」
「名探偵してないで手を動かす!わかんないとこがあったら聞いていいっすから」
「セトー、こっからここまでわかんない」
「自分で解く気ないっすね?」
「痛たたたた!うめぼしぐりぐりすることないじゃん…!」
「ページの端から端まで指しておいてよく言うっす」

〜歴史〜

「じゃあ問題っす。邪馬台国の女王は?」
「あ、それは知ってる!佐知子でしょ」
「誰っすか佐知子。卑弥呼っすよ」
「え、そんな変な名前だったっけ」
「二千年くらい前の人っすからね?
じゃあ次の問題、この写真の人物を答えなさい」
「あー、見たことある!
えーっと、なんだっけ、この馬に乗って手挙げてる人…ナポ…ナポ…」
「いい調子っす、あとちょっとっすよ!」
「わかった、ナポリタンだ!」
「惜しい!美味そうっすね!」

〜家庭科〜

「ヒレ肉を使った料理名を答えなさい」
「焼肉」
「…間違ってはないし、もうそれでいいっす」
「あー…なんだっけこれ、亜硝酸…までは覚えてるんだけどな」
「添加物の問題っすね」
「んー…わっかんない。亜硝酸スペシウムでいいや」
「どこの超男光線っすか。架空の物質書いちゃダメっすよ」

〜国語〜

「『候(そうろう)』の品詞を答えなさい」
「早漏?名詞じゃない?」
「補助動詞っすよ」
「え、早漏でしょ?」
「候っすよ?」
「…………あ、ああ、そういうことね、うん」
「……カノ……」
「ごめん、そんな目で見ないで…」

〜科学〜

「全反射を利用した物を一つ答えなさい」
「いつも思うんだけど、問題文ってすごく偉そうだよね。もうちょっと謙って頼めないのかな」
「カノは普段から何を考えてるんすか…。
…じゃあ『全反射を利用した物を一つお答えいただけませんか』って言われたら解く気になるんすね?」
「だが断る……痛い!痛い!つねらないで!」
「ほら、答えて」
「うう……ひ、光フィーバー?」
「…………っ」
「…え、なんで頭撫でてんの?当たり?」
「もう可愛いからカノはカノのままでいいっす…」



そんなおバカな君がすき!



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