*短編*
□第一話
1ページ/1ページ
もしも立海のR陣が犯罪者だったら1
丸井×仁王(の場合)
カチャカチャ…ガチャン
「よっしゃ、開いたぜぃ」
裏口の鍵を開け、中へ入り込む赤毛の怪盗
どんな鍵でも開ける事が可能な天才、
妙技師、丸井ぶん太
丸井は中へ入り、物陰に身を潜めると、すかさず相棒に無線で連絡をとる
「おい、俺は入ったぜ、そっちどうよ」
「くくっ、わざわざ裏から入ったん?御苦労なこった」
「はぁ?てめ、どうやって入ったんだよ、この警備万端なパーティ会場に」
「俺を舐めてもらっちゃ困るぜよ、俺は詐欺師じゃよ?」
そう、丸井の無線相手は詐欺師、それもかなり名がしれている
彼は、万の顔を持ち、億の術をかけるといわれる
詐欺師、仁王雅治、又の名を
道化師、HARU
「さっき、ブラックシープを誘惑しといた、後で見してくれるとさ、お宝♪」
「チッ、俺やることねぇじゃん」
「そんなことなかよ、ぶんちゃん」
ぶんちゃんにお仕事♪と言いながら笑みを浮かべる
「仕事?」
「今回、俺はぶん太の誘導と、ブラックシープの引きつけのみを担当するけ、後は任せた」
「はぁ?」
んだよ、それ!と文句を言おうとした時
「データは送る、ぶん太の得意分野じゃと思うよ?」
と、同時にデータを送り
「ふーん?」
データを確認し
「了解、やってやるぜぃ」
「任せたなり☆」
無線を切り、二人は行動を開始した
.