*短編*
□何がキングじゃ、俺がクイーンじゃ
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PM:20:00
『集合!!』
部長幸村が集合を掛ける。
『レギュラー以外は練習終了!! ネットと、球拾い、コート整備をしっかりしてから帰宅!!
レギュラーは後1時間、トレーニングルームで練習!!』
「「「『了解!!(イエッサー)』」」」
PM:21:00
『皆お疲れ様、試合が近いからね、気を抜かずにね、解散!!』
『了解!!(イエッサー)』
レギュラーが部室に戻ってくる
『はぁ…((溜息))
今日もハードでしたね、丸井先輩…』
『こんなもん、…普通だろぃ…』
『そうか丸井、お前はまだ体力が残っているようだな。』
と、参謀こと柳が幸村に目配せをし
『練習メニュー増やそうか。』
と、天使のような((悪魔の笑み、むしろ魔王そのものの))素敵な微笑みで丸井を見る
『ぇ…ちょっ、それまじ勘弁っ…((汗))』
と、いつものように和気藹々(?)と話をしながら着替えていると
『しょ…っと、そいじゃ、お先♪』
『ぁ仁王先輩お疲れ様ー!!』
『仁王お前早くねっ!?』
と言ってる間に、また明日の と、手をヒラヒラ振りながらそそくさと部室ん出ていく
『仁王先輩、最近はやいっすよねー、レギュラー居残り練習始まってから。』
『ふふ…そうだね。』
と微笑を浮かべる。
『幸村君、なんか知ってんの?』
『一応、ね。』
と、微笑を浮かべながら柳に目線を向け
『あぁ、待ち人来たる、だな』
と、柳も微笑を浮かべる
『???』
頭上に?を浮かべる、丸井と切原。
『さぁ、俺達も帰るよ!』
えー、と声をあげる二人を無視し((たのは幸村だけで、柳とジャッカルが二人を宥めた))部室を後にした。
PM:21:25
仁王は、正門ではなく裏門へと急いでいた
『景吾っ!!』
仁王は、裏門に見えた一人の人影に声をかけ、そのまま駆け寄り抱き着いた
『すまん…待った?』
申し訳なさそうに見上げながら聞く
『アーン? ったく、この俺様を待たせられるのはお前くらいだぜ、お姫様?』
と、軽く皮肉をいい、仁王の細い体を抱きしめる
『ちゅうか、毎日毎日来んでよかよ? お前さんも大変じゃろ?』
『俺様がしたいんだ、気にするな』
といって仁王を自分の車に乗せ、発進させる
『雅治、明日は何時からだ?』
『いつも通り、土日は8時から』
『そうか…ならそれまでには送り届ける』
『おん……って、ぇ?』
『今日は泊まっていけ、なにもしねぇから…』
と苦笑を漏らし
『全然ええけど、急になしたん?』
『大会が近くなってきてるし、中々会えなくなる。 だからその前に…』
『そうじゃね、俺も一緒におりたいし…』
と甘えるように抱き着く
『好きだ、雅治…愛してる』
『ん、知っとう…愛されとる』
そう言ってどちらともなくキスをした
((次の日))((ちょっ景吾!!?))((やっぱり毎日会えないのは無理だ))((今日も泊まりにこい))((全く…仕方なかキングやね))
何がキングじゃ、俺がクイーンじゃ。
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こんな感じの跡仁がすき←
ぼちぼち修正加えていけたらなぁ、なんて☆
読んでいただきありがとうございました\(^o^)/