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「俺さ、バック好きなんだよね」
部活終了後、部室には幸村と仁王、そして突然発言した丸井の三人しかいなかった。
「はっ?」
「いや、だからバック。バックでヤるとき。」
「分かっとるわ!じゃけ、なんでそんなん急に言うとるん?バカなん!?」
「まぁまぁ落ち着いて仁王、とりあえず聞いてみようよ。」
「さっすが幸村君、話がわかる!」
「………。」
「で?なんなの?」
「いや、背中と腰黙って見てたらムラムラしてきて」
「………。」
「で、バック好きだわって。」
「仁王の腰って、そんな良いの?」
「良すぎ。まじあの細い腰抱いてるとやべー。」
「………。」
「へー?」
「まじ白いし細ぇから折れんじゃねぇかって思うくらい。」
「あの…」
「でも優しくしてやんないんでしょ?」
「優しくしてやってるつもり」
「なぁ、あのさ…」
「嘘。お前絶対ガツガツしてるでしょ?」
「いや、そりゃテスト期間とか大会前とかでヤれねぇ時とかあったら溜まるし?その後は結構やるけど」
「なぁ!!」
「え?」
「なに?」
「お前さんら、場所考えてくんしゃい…」
おわり。