*短編*
□純粋に、綺麗だ
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俺は今、旧友に無理やりとあるバーに連れてこられている
「てめぇ、こんなとこに何があるってんだよ」
「まぁまぁ、けいちゃん絶対此処気にいるって」
さっきからそればっかじゃねぇか、と思いながらも店のなかをゆっくり見渡した
「ふーん、中々センス良いんじゃねぇの」
「やぁ、忍足、いらっしゃい」
バーのマスターだろうか、というかコイツ知り合いなのか?どんだけ通いつめてんだ
「あぁ、マスター、今日あの子おれへんの?」
「MIYABIかい?ふふ…君も惚れちゃった?」
MIYABI? 誰だそれ
「おい、忍足、そろそろ説明しやがれ」
「あぁ、はいはい、すまん、忘れとったわ、あんな「あれ、忍足さん?」おぉ、やっと来たわ」
「けいちゃん、紹介したかったん、この子や、MIYABI」
此処の歌姫、と紹介した女は、優雅な立ち居振る舞いで、品のある雰囲気を合わせ持ち、銀髪に金眼という、少し中性的な顔をしていた
「MIYABI言います、よろしゅう」
綺麗だ、純粋にそう思ったのははじめてだった
(一目見た瞬間)(こいつは俺の人生をかえる)(そんな気がした)
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続くかなー?
とりあえず、終わり
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