星の蝶〜ハオ〜

□軋み征く歯車の音
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「……お前たち」


ハオが周りの家臣を呼ぶ。


「はっ………
ハオ様………」


家臣の中の一人である神父風の男、ラキストが応えた。


「お前たちは羅喉が流れるまでは自由だ
………集合は、わかってるな?」


皆、無言で頷き、姿を消した……


「………僕らも行こうか
アカル」


『えぇ………』


そして、二人も闇に姿を消した
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