小説部屋

□愛玩部長(後)
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「気持ちよかった?」

「ん…っ」

頭がぼーっとなりながらも、僕は素直にコクリと頷いた


「だけど、まだ物足りないだろ」

ダビデは耳元で囁くと、胸を触っていた手を今度はお尻へと移動させた

「あ…っ」

「こっちも、して欲しいか?」

そっと窄みを撫でられただけで、僕のモノはまた元気になってしまった

「剣太郎。返事…」

返事なんてしなくてもわかるはずなのに、ダビデはじっと切れ長の目で僕を見つめている

「ん…」

その熱視線に堪えられず、僕はまた素直にコクリと頷いた


「じゃあ、俺がやりやすいような体勢になって」

「えっ?」

ダビデがやりやすい体勢…?
えっと、後ろだから、やっぱり…

「んと…、これでいい…?」

恥ずかしかったけど、僕は両手と両膝を床に付いて腰を持ち上げた

「ああ。そのままじっとしてろよ」

そう言うと、ダビデは僕のシャツの後ろを捲って突然太股の裏にキスした

「ひゃ…っ」

不意をつかれたのもあって、つい大きな声が出てしまった

「それくらいで感じてたら、最後までもたないぞ」

「?」

後ろ向けないから顔は見えないけど、なんかダビデ楽しそう

「ん…っ、最後ってなに?」

尋ねると、ダビデは「わからないならいい」って言って、僕の中に舌を差し入れた


「ひゃあっ」

途端にガクッと体中の力が抜ける

サエさんが助けてくれてなかったら、床に顔をぶつけて、ただでさえ低い鼻がぺしゃんこになっちゃうところだった

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