番外編

□皆様お邪魔致します
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厳しい練習の合間に赤司がタオルを持ってかけよりアキラの汗を拭う。嬉しそうな顔が遠目からでも見え…じーと見てた小金井はリア充土田へ問う


「なぁなぁつっち〜彼女持ちのお前から見たらあのイチャつき具合はどう思うよ」

「いいと思うけど」

「違うくてさぁ…なんていうか、ねー?水戸部」

こてん。首を傾げる動作を水戸部がした瞬間赤司も偶然にも行いブハッと誰かが倒れる


「ぶはっちょ、宮地さん鼻血出して倒れたいお年頃ですか…ぶふっ」

「森山ァア!?テメェ何鼻血垂らして倒れてんだ!?しかも笑ってて気持ちわりぃ…っ」

「伊月ィィ!?ついにネタが尽きて神様に見放されたか!だから自爆か!?それは返り血だろ…!?」

コートで悶絶して伏してる三人…残メントリオ(残念イケメントリオ)だ。鼻血を出し悶絶して倒れているというのに各校の反応は冷たいものである

日頃の行いが八割加味されてるようだ


「高尾ォ…テメェはアレを見て何で鼻血出さねぇんだっ付いてねぇんだろ不能が」

「いやいや宮地さん。それいったら倒れてるアンタ達以外不能になっちゃうから…鼻血王子ぶふふっ」

「…後で絶対ェ轢く。しばく」

高尾の死亡フラグが立ったが秀徳メンバーは好みのアイドルを前にした時と同じ反応をする宮地の介抱に慌ただしい

とはいえ同じ反応をするのは誠凛くらいだ

「伊月先輩っ!?大丈夫か、ですか!?」

「火神大丈夫だ。伊月はたまにダジャレの神様から見放されてこうなる…確か前にこうなったのは…高1のプール開きの日だった。うん」

「木吉先輩…」

「安心しろ。ネタ帳を投げればコイツ元気になったぞハハハ」

「ハハハ…じゃねーだろ!何嘘ついてんだ木吉っ火神が信じまうだ…」

キラキラした顔で伊月を指差し火神が見事なイントネーションで神秘の答えを導き出す

「A senior is UMA!」(先輩がUMA(未確認動物)か!)

「いやいやいやっ伊月は違うぞ!?」

鼻血を垂らす噂の伊月が顔をあげ屈む火神に親指を立てキメ顔でネタ神の降臨を再開

「…火神が屈んだ」

「あ、火神コイツUMAだわ」

もう残りの一方はいつも通りの反応だった。海常の名前の通り冷たい波と熱い波が一斉に森山に襲い掛かる

「テメェまさか赤司が女だとでも思ってんのか!?ちょっと髪が長いからって惑わされんなッ」

「でもちょっとお(れ)あの子好みっス、痛!!蹴(ら)ないでキャプテン!」

「テメェまで何言ってやがる…森山更生させるのに手貸せ」

「はいっも(り)やま先輩お(れ)もあの子口説きにいく時は声をかけてくださいね!」

「なに更生されてんだ!?逆だろうがッ」

レンズ越しに様々な学校の反応を見た黒子が桃井に一眼レフを返し近場に溜まるキセキ達へ幸せそうに言うのだ

「…どうやら腐に目覚める方々がたくさんいそうです」

「よかったなテツ」

「はい」


ふわふわと花が舞う二人の会話を穏やかに聞いてたメンバーの内黄瀬がハッと我に返りラッキーアイテムを磨く緑間へ恐る恐る聞く


「…バスケ部ってホモ率高いんスか」

「なにを今更なのだよ」

「赤ちん髪伸びて可愛いくなったよねぇ」

「同意なのだよ」

(皆ホモばかりっいや俺も黒子っち大好きだけど!青峰っち早く離れろバカ)

膝を折り両手を付きorzの態勢を取った所で冒頭に戻るのである






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