イナズマ小説 詰

□ゆれるユレル
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イナズマジャパンっつーチームで世界一を目指すため、ライオコット島のFFIに参加している。

俺も呼ばれ、チームの一員と一応はなっている。

まぁ、俺を信用してる奴なんざいねーし、そんな奴いたら物好きだなって笑ってやりたい。


 「あっ、不動!!」

 「…円堂」

 「探してたんだぞー!!ご飯できたってよ!!」

 「…俺はいらねぇ」

 「えー食べなきゃダメだぞー?」

 「今は、な。後で食う。」

 「そうかー? …じゃあ俺もっ」


無邪気に笑って隣に寝転ぶ、我らがキャプテン 円堂守。

俺は、同性で なおかつあんまり好きなタイプじゃないこいつに …惹かれた。

俺を信じると言ってくれた時、俺も円堂は信じれる。そう思った。


 「ううぅ…さびーなー」

 「…ん」


自分のジャージを円堂に無造作に投げつけ、円堂と目を合わせぬように目をそらした。


 「えっ、でも」

 「寒くねーよ。ありがたく受け取りやがれ」

 「…ありがとうっ」

 「…おう。」

 「あったけーっ」


あーあー今俺は何考えた?!
最低だ最低だ最低だ!!!!
もうだめだ。俺はもうだめなんだ。

うーうー唸ってると円堂が不安そうな顔して見つめてきたのでバンダナ下げて視界を暗くしてやった。


 「どーしたんだよー!!見えないよー!!?」


どーしたも何も、


 「お前のせいだろ…?!」


いつか絶対、俺のモノにしてやる。
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