長編U

□淡恋
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用事と言うのは嘘

特にやることもなく
部屋で横になっているだけ ちなみに宿題をでかしてしまおうとやり始めた矢先 ガチャっと家の扉があいたような音がした


リンさんには家の合鍵を渡しているのを思いだし"まさか"とは思った

その時 すでに遅く

部屋の扉が開かれた

リン「どういうことですか?今日は急用が入ったと谷山さんから聞いたのですが」

「それは午後からで」

リン「なら午前中は用事は無いと?でしたら午前中は来ても支障がないのではないですか?昨日は何も言わずに帰ったので 電話しても出てくれずメールも返事はなく 私が貴方に何かしましたか?
したのなら謝ります
ですが私には思い当たることはありません」

と睨まれる


「…っ…」

あまりの怖さに
涙がでる

それに気づいた
リンは「すみません ただ心配だったんです」と蒼空に触れようとしたら手を振り払った

「ごめんなさい
今日は帰ってください」

付き合いはじめては
敬語を使わなかった
蒼空が敬語を使うのであった

リンは納得しない様子でもあったので無理矢理
追い出した



続く
 

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