機械の惑星


□今日の始まり、昨日の終わり
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PM05:00
日が沈んで少しずつ辺りが暗くなっていく…

あれからリッキーとゲーセンに行ったり、本屋に寄ったり、友達のGP-01の家に2人して上がり込んだり…

すごく楽しかった

マジで楽しかったよ?

でも…
その時間も、もう終り…

リッキーには門限がある…
もちろんオレんちもだけど…
だからもう帰らなきゃいけない……

もっと話したいな…
もっと遊びたいな…
もっと一緒にいたいな…

けどそれはオレのワガママ…
そんなガキみたいな事リッキーに言うつもりは無い…
だから今日もまたキリの良いタイミングで言うんだ

「またな〜リッキー!」

そしたらリッキーは笑顔で
またと手を振る…

ねぇ、また…っていつ?

もちろんそんな事言ったりはしない…
言って困らせたくないしね…

あぁ…
でもやっぱり
この瞬間が辛いよ…

オレも早く帰らなきゃ…
アレックスに怒られちゃう…

ガンダムは家への帰り道をトボトボと歩く…


PM06:50
やっと家に帰り着いた

「お帰りなさい!
お兄さんっ!」

エプロン姿のアレックスは
待ちわびていたかの様に、玄関まで行き
明るい声でガンダムに言う

「うん!ただいま〜
遅くなってごめんねー?」

ガンダムもアレックスに笑顔で言う、もちろんコレも作り笑いなのだが…

「いえ、ゴハン出来てますから先にお風呂入って下さいね♪」

アレックスはエプロンで手を拭きながら、リビングへと戻る…

「うん、ありがとアレックス」


風呂場へ向かうガンダム…

今日は歩きっぱなしだったから脚がキツイな…

熱めのシャワーで身体を洗い流す…

ハハ、
明日筋肉痛になるかも…



…明日…か…



明日なんか、もう来なかったらいいのにさ…




この憂鬱も……


汚れと一緒に


シャワーで落とせたらな…
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