本編番外

□悲惨な実験
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鈴音夏「ちょっと昔の話をするよ。」

王音「母さんの話王音でも始めて聞くんだけどなぁ。」

天馬「え〜!王音も聞いてないのに聞いて良いんですか!」

明王「別に、鈴音夏が良いなら。でも、悲惨な過去だぞ?」

明音「そんなの分かってるよ。エイリアのことだろ?」

拓人「エイリアって、あの?」

鈴音夏「うん」

蘭丸「でもそんな過去を聞いてしまって良いんですか?」

有人「良いから話すといっているんだろ?」


鈴音夏「まぁ、守とかには話したよな」

春奈「でも、ショックが大きかったわ。姉さん」

明王「だけどな、何時かは話さなくちゃいけないだろ?音無センセッ」

王音・明音「話が長い!!!」

鈴音夏「ごめんごめん。じゃぁ、話すね」

明王「今から14年前の事だった....」
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〜回想〜

鈴音夏「皆いないね」

明王「確かに、少し妙だよな」

こんにちは!私鈴音夏って言うんだ!10歳!お父さんに『お日様園』に連れて来られてから、五年位はたったかなぁ?
今は絶賛寝起きなんだけど誰もいないんだ〜おかしいよね

鈴音夏「ヒロトもリュウジもいないんだけど」

明王「まぁ、いつか帰ってくるって」

鈴音夏「うん」

???「みんな〜」

鈴音夏「あ!!父さんの声だ!!」

明王「行こう」

父さん「瞳子はどこに子供たちを、取り敢えずは鈴音夏と明王だけでも....」

鈴音夏「父さ〜ん!!」

父さん「おぉ、鈴音夏、明王。皆どこに行ったか知っているかい?」

明王「しらない」

父さん「瞳子が何処かに連れて行ったみたいだな。」

鈴音夏「皆お出かけしちゃったの?」

父さん「そうみたいだね、誰もいなくて心配だから父さんと瞳子を探しに行こうか」

明王「うん」
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とある実験室

???「今から二人を向かわせます。準備を」

剣崎「・・・了解しました。すぐ実験を開始いたします。」


〜五分後〜
父さん「ここで待っててね」

鈴音夏・明王「は〜い/分かった」

父さん「剣崎頼みましたよ」

剣崎「かしこまりました」

剣崎「明王君、怪我してるね」

明王「今日、鈴音夏がこけかけたから助けたら擦りむけた」

剣崎「血がまだ少しでてるから、拭き取っておくよ?」

明王「・・・あり・・・がとう」

剣崎「鈴音夏ちゃんも少し血が出てるからふき取っておくよ」

鈴音夏「ありがとう!」

すべてはこの怪我のせい

剣崎「完了しました」

父さん「鈴音夏、明王ただいま、皆戻ったらしいから帰ろうか」

鈴音夏「うん!」

この後起こることなんて知らないんだ

鈴音夏「俺が覚えてるのは此処まで」

明王「此処からは俺が話す。」
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