§みぢかーい小説§

□安らぎの…
1ページ/1ページ



真っ暗な闇の中、刀を振るい人を凍らせて逝く。

職業病?て言うか慣れだね。
何も感じない。
頭に浮かぶのは「早く帰りたいな~」くらい。

まあ、ね。長年忍びやってれば誰でもこうなるよ。


「任務完了」

死体を炎で燃やしてお仕事おーわり。
さっさと帰ろう。















「ただいま~」

誰もいないのに挨拶をする…やだなぁ

「おう、おかえり」

あれ?
幻聴と幻覚が…誰もいない筈の家になんでアスマが?

「何やってんの?」
「何って…愛しのカカシを待ってたんだが?」


あぁ、嫌になる。
アスマはいっつもそうだ。俺が誰かにいて欲しい時に必ず俺のそばにいる。

「アスマぁ」


だから甘えたくなる。
俺の大切な安らぎの場所。




end
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ