§みぢかーい小説§

□青い空
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草木も眠る丑三つ時…木の葉と砂の里の境めに数百の黒と3つの白が赤を生み出していた。

「シカマルー、そっち行ったわよー」

そんな緊迫した空気の中、1つの白が発した少し高めの暢気な声が響く。


「おいおい黎菜、本名で呼ぶなっての。」

返事を返しながらも、シカマルと呼ばれた1つの白が黒を赤い花で飾る。


「翠月、黎菜、一気にやるから下がって。」

今まで黙っていた最後の白が2人に言う。



「火遁・葬炎舞撫」

最後の白が静かに発すると、数百いた黒が一気に燃え上がり消えていった。




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