テニスの王子様
□新宿二丁目
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「出来るかにゃ…。」
「まぁそう恥ずかしがるな。まわり見ろ。」
言われて周りを見渡すとカップルの人達はほぼと言っていいほど人目を気にせず体を撫でたりキスなどをしている。
羞恥心捨てるってこういうことか…。
「あー、そっちも危なっかそうだが、真面目な彼氏も真面目過ぎても危ねぇぞ？
もっと気楽にいろ。」
洋さん、本当にいい人なんだな…。
「はい！…本当に色々ありがとうございました。」
「おう。この時間なら大抵いるから何かあったら言え…そろそろ行くな。じゃあな。」
洋さんは立ち上がって別の場所へ行った。