テニスの王子様

□入れ替わりってよくあるよね
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「分かってるよ〜ん!練習張り切っていこー!」
嫌な予感しかしない…。

〜部活後〜
「大石先輩。今日の越前何か変じゃないすか?やけに動きまわるし。」
「そうだな。英二の様子もおかしい…。」
「菊丸先輩はいつも通りじゃないっすか?」
「今日はあまりアクロバティックをしなかったし、後は何となく勘でね…。」
「大石帰ろーっ!」
「今日は泊まるんだったよな?」
「越前帰ろーぜ。」
「…っす。」

〈大石家〉
「あら。英二君いらっしゃい。」
「どうもー。」
「先に俺の部屋いってて英二。」
「ほいほーい。」
ってどこすかそれ!
必死にそれらしき部屋を探す。
…多分ここだ。
私服の大石先輩の来た。
「お待たせ。何飲む?」
「何でもいいにゃ!」
「…英二…おかしいこと言うようだけど…。
何か今日変じゃないか?」
「何言ってんだよ大石〜!」
やばいね…。そんな演技ヘタだった?
「英二…。キスしていいか?」
!?
「え…えっ…大石?」
か、顔が近い…。
うわ………どうしよ。
「やっぱり…英二じゃないだろ?」

〈桃城家〉
「越前…、いいか?」
何をっ?ってそれはちゅーか!
ちゅーか…!?
あーもう今頃何してんだろ大石…。
「越前?」
どうしようかにゃー…この状況。
桃ちんの真剣な目に若干笑いそう…。
プルルルルルル…
プルルルルルル…
ん!やった電話!
「電話、出ていいぜ越前。」
「…どもっす。」
おチビのマネ疲れるにゃ…。
「…もしもし。」
『もしもし。英二?』
「えぇっ!大石!?」
『越前から聞いたよ。色々。』
「…えーと…じゃあ…今日大石ん家行っていーの…?」
『(声が越前…)もちろん。』
「やっほーい!おチビと交換だかんな!」
「おい越前…どういう…」
「ごめん桃ちん!
黙ってたんだけど…」
『英二ー?』
「もしもしー!桃に説明したからそっちに行くよーん!」
『ああ。待ってるよ。』
「あ、ちょっとおチビに変われるかにゃ。」
『うん?』
「ふっふーん!桃ちんは最後まで気付かなかったよおチビっ!」
『…いつか黄金ペア越えてやりますから!』
「まだまだだにゃ〜?じゃね!」
この菊丸先輩の自信たっぷりの声…。
だって大石先輩も…
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