テニスの王子様

□過去と未来の君〜過去編〜
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「やっぱ本当にいたんすよ隠し子!どうやって産んだか聞いたら怒られますかね?」
怒るに決まってんじゃん!じゃなくて産んでない!
「桃先輩それも気になりますけど、隠し子少なくとも幼稚園入ってるッスよ。」
隠し子って決定してるし…
「それ産んだの10歳くらいになるよ?」
タカさんまで……。
「先輩…俺は…信じねぇ……!」
信じない以前にできないから!
「つーーかぁっ!違うってばっ!!」
「そうだ一回落ち着けみんな。
隠し子の確立は13%だ。」
いや若干あるし!
てか大石急に色々言われてびっくりしてんじゃん。
「ほらー大石怯えちゃってんじゃんか。」
俺はしゃがんで大石の頭を撫でてからみんなを見る。
「大石…?」
「そ、えっと何歳だったけ?」
「5さい…です。」
驚きながらもみんな落ち着いてきた。
「小さいころの大石先輩ってこんな感じだったんすかー、髪型違うんすね!」
桃が撫でようとするから大石をよける。
「ダメ!これは俺の大石!」
「それより菊丸。早く説明をしろ。」
「んーしても意味ない気がするけどにゃ〜?
うんとね俺と大石がいつも通り反省会してて、パッと見たら大石が縮んでこんな感じに。

ほっぺにちゅーは言えないにゃ…。
「…どやって帰るのかにゃー?」
早くしないと大石の親御さんも心配してるだろうし…
「そうだな…考えてみるよ。」
「さっすが乾よろしくねん!」
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