永遠の唄を。
□第一印象はお大事に
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春雨。母艦にて。
オレンジ色の髪の毛、
黒っぽいチャイナ服、
ピンとたったアホ毛。
その男、いとかぶいて見えたり。
神「暇。」
そう、神威は今とても暇なのだ。
任務をすべて阿伏兎に任せてしまったため、する事がない。
ので、壁を殴り、穴をあけながら、だだっ広い廊下を歩いている。
今は一番仕事が多い時期らしく、
こんなに長い廊下にもかかわらず居るのは神威だけだった。
神「暇〜(´・ω・`)」
ボカッ
ん?
壁を殴ったつもりだったが、殴り心地が違う気がした。
なんというか…こう、めりこむ?
というか柔らかさが…
殴った方を向いてみると、神威の拳は見事に”ある女”に当たっていた。
?『ッ…たぁ』
泣き出すタイプだ…
めんどくさいなぁ。
神「あぁ。ごめ…
バン!
女はいきなり神威の足をつかみ勢いをつけてなっがい廊下のはしまで投げ飛ばした。
ダンッ!
壁にめりこむような形となってしまった神威に、
?『これでチャラにしてあげるわ。レディの顔なぐるなんてアホなの?』
女はその言葉を吐きすて、どこかへ行ってしまった。