妄想話
□浦島太郎
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あるところに、大食いがたまにきずな可愛い浦島太郎がいました。
いつものように魚を釣りに海岸を歩いていると何やらケンカしているようなものを見つけてしまいました。
見ると、亀がガラの悪いチンピラのような無駄にデカイ子供(?)を笑顔でゲシゲシと踏んでいます。
初め浦島は間違えたと思いました。
(なんで亀が子供を虐めて…いや、新しい遊びなのかも…←それはないぞ)
とりあえず声をかけると
亀は子供を海へ蹴飛ばし、先程の残忍な表情とはうってかわってぶりっこした表情で話しかけてきました。
「浦島さんじゃないですか〜vいやぁ虐められてる僕を助けてくれるなんてさすがです★」
いや、虐めてたのはお前だろーというツッコミを心の中でしつつ
「あ、じゃあこれで私は…」
「まぁ待って下さいv」
そそくさと逃げようと後ろを向くと襟をがしっとつかまれ
「お礼に竜宮城にご招待しますv」
と言われ初めは遠慮(というか拒否)していた浦島でしたが
ご馳走 の話しを聞くと
「す、少しだけなら…」
「じゃあ行きましょう♪」
見事につられてしまいました。
その頃海に浮かんでいた子供は低血圧の漁師が網で捕らえて助けていました。
子供「あとでブッコロス!!」
と眉間に青筋たてつつ頑張っていました。
「…で、なんでこんな///」
「どうかしましたか?(にこにこ)」
いわゆるお姫様抱っこ。
普通亀の甲羅にのるものじゃ…
いいかけてふと甲羅を見ると
なんともグロテスクな形をしていました。座ったら鋭利な棘が刺さりそうです。
諦めてそのままガッツで耐えることにしました。
亀は何だか嬉しそうです。
それもそのはず。可愛い可愛い子猫ちゃんが頬を赤らめつつ大人しく自分の腕の中にいるんですから。管理人なら迷わず物陰に連れ去りたいくらi(殴蹴死逝)
げほんっ
のちに亀が泳いだ後の海は赤かったということです。(鼻血!)
そして竜宮城についてもまだおろそうとしない亀に連れられ乙姫に会いました。
浦島の感想:「すっごい美人っ!!!」おまけに歌もうまいんです。
とりあえずぽや〜っと見とれていると、恋しちゃいましたな顔した乙姫が浦島へ近づいてゆきました。
「ようこそおいで下さいました。亀を助けていただいたお礼兼私も気に入ったので一生此処にお住み下さいv」