□身体検査
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この私立桜蘭学院は
一に家柄
二にお金
財あるものは暇をもてあます
かくして暇な美少年達が
同じく暇をもてあます女生徒達を
もてなし潤わす
スーパー金持ち学校の独自の遊戯なのであった


「「「「いらっしゃいませ」」」」

そこは花見の宴でした

「お姫様はどのカップでお茶を?
フォリー?ウースター?それともスージーのガーディニアで?」

「素敵・・・・英国アンティークねvv
環君のお好みは?」

「もちろん・・・こちらの姫をテイクアウトでvv」

「やだv環君たら////」


「行った事ない?英国のコヴェントガーデン?」

「うーん・・・・アンティークはボートベロしか」

「結構おもしろいよv
このへんのヴィクトリアものは大抵そこで・・・・≪ガッシャン!≫

「ぁつ・・・・!」

「馨!・・・・・まったく・・・よそみしてるからだ・・・お前は僕だけをみてればいいんだよv」

「光・・・・・v」

「はぁぁぁvvv
もうだめ//素敵すぎるわ///」
「もったいなくてよ!
これは貴重なシーンよ///」

「おっしゃる通りです。お客様
この桜のように美しさとは儚いもの・・・・
一日として同じ姿はみられない
そこで・・・
そんな日々移りゆく美を収めた写真集を作ってみましたが・・・・?

ちなみに各個人のものが用意してありますが、全員のをまとめて購入される場合は
セット価格もあります。」

「「買います!!全員分v」」

「「こうやって稼いでたんだ・・・うちの部」」
「ていうかいつ撮られてたの?」
「僕たち」


「あ未織ちょっと」
『何?鏡夜先輩』

「未織と俺のコラボが意外に評判よくてね
今度からたまにあるからな?覚えておけ」

『へぇー・・・・ りょーかい!』
なんか受けるような事したかな・・・・・?


「桜きれいよね・・・・」
「ほんとね・・・・」
『いいよね 桜って・・・・
心が落ち着いてくるしv』

「未織君は桜好きなの?」

『好きだよv
まぁ・・・・・・姫達の方が可愛くて好きだけどねv』

「未織君ったら・・・・//」

『照れちゃってかわいーvv チュv』
頬にキスをした未織である

「「「「キャァァァァ////」」」


てか環先輩と鏡夜先輩と常陸院ブラザーズと俺は
ウエイトレスの格好なんだ・・・・


――水上茶室――

カシャカシャカシャ

(言うべきだろうか・・・・)

カシャカシャカシャ

「光邦・・・・・・・・・減りすぎだ」

「ぁ!」

(((言った!)))

「・・・・・・・・うぅ・・・・・><」

「ハニー君頂くわ!すごくおいしそう!」

「ちょうどこのぐらいの量が頂きたかったの!
すごいわハニー君!」

「ほんと〜?vv」

(はぁ・・・・・・・・)


『ハルヒどーしたの?』
「まぁ・・・・・・・」

ハルヒが遠い目をしてる;;

「ハルヒ 未織
どうだ?楽しんでるか?」

「環先輩」
『まぁーね』

「花見の宴も悪くないだろう
もっとも俺たちの場合は愛でるより愛でられる方に忙しいのだが・・・」

「先輩はいろんな意味で満開ですね;」

「よく言ったぞ!
今日の俺は誰よりも美しく咲き誇っているv
お前達も惚れちゃうかにゃ?」

「この人は世の中のシビアさとかと無縁に生きてるんだろうな・・・・」
『ハルヒそこ気にしちゃダメだよ;』
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