★じゅんじゅんと夢の世界へ★
□契約
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ワンっ!と吠えながら近寄ってくる………
くうぅん〜
かっ…かわいーーっっ!
「ちょっ……淳くん空気読んでよーっプンプン」
『アホっ自分でプンプンってゆーアホがおるかっ!!……あ、いるかここに1人』
「うわ”ぁ”ーーっ名無しさんちゃん淳くんがぁぁあ”(泣)」
研二は涙も出てないのに私にすがりついてきた
「よく騒ぐなぁーっ研二も反抗すれば?」
「俺がこの鬼に勝てると思ってんの??」
「さぁ?やってみないとわかんないよ?」
「そ、そうかな?」
『研二!今日はお前がメシつくるんだろ?』
研二が!?
「あ、そうだったちょっと待っててね〜」
研二が作ってくれるのか♪
どんなの作ってくれるんだろ?
キッチンからいートマトの香りがただよってくる
「はい、出来たよ♪食べて食べて♪」
『研二…おめぇこれ名無しさんに食わせる気か?』
「へっ?そーだけど??」
『味がこいーんだよ。お前の味覚大丈夫か?』
研二が作ってくれたのはトマトスープでロールキャベツを煮込んだやつ。
私だって二人になんか食べさせてあげたいな……
「いただきまーす」
私はロールキャベツを口に入れた
『どう?おいし?』
私は二人に作ってあげたいって思ったことを撤回する
「おいしー♪淳のご飯もおいしかったけど研二のもおいしかったよ♪」
あっとゆーまに完食してしまった
「ごちそーさまー」
『お風呂入ってきていいよ』
「ねぇっオレオも一緒にいい?」
「えっ?オレオ?研二じゃなくてオレオと?オレオと入んの?研二じゃなくて?うそ……信じらんないっ俺信じないっ!」
ゴツ!
『アホか!』
「淳くん痛いよ……いーよ!オレオも喜ぶと思うし」
相変わらず元気だなぁ
私はお風呂をオレオと満喫した