★じゅんじゅんと夢の世界へ★
□契約
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私は、この一言で人を愛することを忘れた。
「お母さんたち…離婚することにしたから…」
私は…愛されていない
母だった人からはいとこの家に行けと言われた…。
先「HRを始める。えっと…今日は転校生が来ている。おい!入ってきなさい!」
ガラガラッ!
私は勢いよく教室に入った
先「転校生の名字だ」
「初めまして!名字名無しさんです。よろしくお願いします。」
先「じゃあ、そこの空いてる席へ」
教室の中はザワザワしてたけどみんなよろしくねって声をかけてくれてていっぱい友達ができるかもしれないってこれからの高校生活が楽しみになってきた。
私の席は通路側の一番後ろの席だった。
あっという間に1日が終わって帰ろうとしたとき後ろから声をかけられた。
『あの?名字名無しさんさんですよね?』
なんで名前知ってんのかな?
「そ、そうですか…」
『私と契約していただけますか?』
はぁ?なにいってんだろこの人
「契…約ですか?」
女子(淳様だーっっ!!こんな時間に珍しいっ!!)
「淳様?」
『はぁ……外野がうるさいですね。お嬢様、お部屋へ戻りましょう。』
その淳様って言う人はそう言って私の手を握って私の歩くペースに合わせて歩いてくれた。
さっきまで騒いでた女子が静かになっている。そんなに凄い人なのかな?