この国の王様、アーサーは少年といっても差し支えのない年齢で国王となった。やんごとない身分だ。
そんなアーサーは、夜が明ける前の暗い時間帯から一日が始まる。従者が起床を告げ起こしにやってくるとまだ、眠い目をこすりながら起き出す。
「ふぁ……あ」
あくびをしながら、身体を起こしてベッドから降りる。彼は薄絹で作られた寝間着を着ているが、丈が合わないようでズレて肩が覗き薄絹なので、肌も透けて見えた。
大きな鏡の前で、従者が寝間着のボタンを外しアーサーの着替えを手伝っている。チラチラと鏡越しにアーサーの裸体を見ていた。
これに、アーサーが気づく。
「今日は、どんな服装にしようかなぁ」
なんて呟きながら、寝間着をスルリと脱いだ。下は何も身につけていない裸で従者の目に、白い素肌のアーサーの背中と肉づきのいい丸みのある尻が飛び込んでくる。
これを見て、従者の目つきが変わった。落ち着きない視線の動きと、息遣いも荒くなる。
やがて、おもむろに従者が裸のアーサーを鏡に押しやり、抑えつけ。
「お……王様、失礼します」
そう言って、慌ただしく自身の下腹部を緩め猛ったものを取り出し手にすると、それをアーサーの体内に挿入した。
「ああッん!」
高らかとアーサーの声が上がったが、従者は構わず己の欲求に身を任せて腰を振る。可憐な蕾へ、従者の雄々しい肉茎が出たり入ったりした。
「あッ、あッ、あッ」
「はぁ、はッ。お……う様、ううっ」
アーサーの声に合わせて、従者の興奮した声が重なる。鏡にはアーサーと従者が映っており、それを目にすると尚更に興奮が高まってくるのだ。
「うっ、はっ。王……様、出そうです」
「あっ、あっ。いいよ、出してッ!」
その言葉を合図に、従者が猛然と腰を振っていきズンッと根本まで一気に突き入れるや。
「う……おおッ!」
興奮した悦びの声を上げて、アーサーの体内に己の欲望を放った。これを感じて、アーサーはあぁと熱い吐息を漏らすのであった。
着替えを終えて、朝食となる。食堂はアーサー以外は給仕係のみで彼が控えている横で、アーサーは出された朝食を口にしていく。
粗方、食べ終わり口元をナプキンで拭いアーサーが言う。
「ねぇ、ミルクないの?」
「ございます」
「ふぅん。なら、出してよ。毎朝、搾りたてのがないと始まらないから」
なんて言いながら、意味深な眼差しを給仕係に向けた。給仕係は、苦笑しつつもアーサーの真横に立つ。
「それでは、搾りたての私のミルクでございます」
そう言いながら、給仕係が下半身を緩め出してきたのは給仕係の肉茎だ。すでに硬化し、はち切れそうな程である。
アーサーは、それを手にして口に含む。
「んぅ、むぅ、んんっ」
「ふ……ふぅ。あぁ、国王様、私めのミルクを存分に堪能ください」
声を震わせ給仕係が言った後、アーサーの口中で濃いものを放出するのだ。アーサーは躊躇いなく、それを受け止め飲み込んでいく。
全てを飲み、先端を吸って残滓すら残さず綺麗に味わい尽くす。それから口から出した。
「ぷはっ、やっぱりこれがないとね。いつも濃くてほろ苦くて最高」
「国王様に、味わっていただけて至極光栄でございます」
こうして、アーサーは朝食を終えると最初の政務に励むのであった。