ショート

□特別です
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 "あなたは、美しい"



 "あなたが、愛しい"






「友達A様、行ってらっしゃいませ」

[えぇ、行ってくるわ

今日の迎えは4時で良いから]

「解りました、

っ・・今日はお友達とご一緒されないのですか?」

[友達・・あぁ、名前のこと?

あの子は、今日妖館に用があるとか行って学校には来ないわ]

「左様でございますか、」

[なに?御狐神・・名前のこと気になってるの?]

「まさか、僕には友達A様だけです」








僕は妖館で働くSS、

友達A様のSSをやっている

名前様は前妖館で働いていた元蜻様のSS

蜻様がSSを必要としないのと、彼女が学業優先を選んだため

妖館を出て行った、

名前様も先祖返りの一人だからきっと、

意識はしているだろう

妖館から出て行った・・

つまり、一人で逃げ抜くしかないことを・・





僕はほのかに恋心を抱いていた、

けなげに働く彼女の姿が愛おしかった

僕は入居した時彼女のSSを望んだ、

彼女も受け入れてくれた


しかし、友達A様の手によってそれは阻まれた








「ただいま帰りました」

[お帰り〜双た――ん❤]

「夏目さん、おはようございます

今日はずいぶん起きるのが遅かったようですが、

夜更かしでもしていたのでしょうか?」

[いや〜ん、双たん僕の事良く見てるね〜♪]

「いえ、友達A様が気にしていましたので」







夏目さんは前友達A様のSSをやっていた

新入りの僕を気に行った友達A様が、

夏目さんとの関係を切った








[そんなことより、今日は名前たんが帰ってくるんだってね〜♪]

「えぇ、久しいです」

[あのとき言えなかったこと、言えると良いね♪]

「!!・・・夏目さんにはお見通しですね・・」






僕は伝えられるだろうか、



"貴方の事が、好き"



だと、







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