ショート

□幼き約束
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ずっと・・ずっと・・前世から・・ずっと・・・

好き・・・大好き・・

忘れちゃったの・・・?






"大きくなったら、俺と結婚する"





『渡狸〜お腹すいた・・・。』

「あぁ?じゃぁ、これやる!!」

『ん!!これは・・・"苺スペシャルスウィートキャンディー"!!』

「そんな名前長ぇのか・・」

『うん♪これ、レアでなかなか売って無いんだ〜ありがとう!!』

「お・・おう・・///」





照れて下向いちゃってる渡狸、

不良だ!!っていきがってるけど、

その辺の不良とは比べ物にならないほど優しい





『今日の帰りさ、夏残さん達に内緒で買い物行こうよ!!』

「おっ、良いなそれ!俺買いたいものあったんだ」






いつもの通学路、いつも渡狸と一緒に通っている

渡狸は小さい頃からずっと一緒で、

いわゆる幼馴染って奴、




「なぁ、名前」

『何?渡狸』

「お前、SSと上手く行ってるのか・・?」

『あぁ・・一応うまくは行ってるかな、渡狸心配してくれてたの・・?』

「べ・・別にそんなんじゃねぇーよ・・//

ただ、お前のSS・・か、カッコいいから

お前、惚れてるんじゃねぇ−かなとか思って・・」

『そ・・そんなわけない!!

渡狸・・昔の約束忘れちゃったの?』

「昔の・・約束・・?なんだそれ、」




泣きそうになった、私がずっと大切にしてきた渡狸との約束、

それを忘れてる・・。



「おい、名前!!」




いつの間にか走り出していた、

学校についてもずっと走って、

教室を通り過ぎて

いつも、渡狸とご飯を食べる屋上に来ていた







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