ショート
□甘い、チョコレート
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『ハァ・・』
学校の帰り道、ただいつもどうりってわけじゃないけど
いつもの道を歩いてく
『何で、何で・・・』
「苗字どうかしたのか?」
『へ・?黒崎君?』
「そう、だけど・・、どうかしたのか?」
同じクラスで、たまに話程度の関係
そこまで親しい仲ではない
ただ私は、そんな彼に特別な感情を抱いている
『えっと・・学級委員の仕事がさ、上手く行ってなくて・・』
「そうなのか、もう一人いなかったっけ?」
『あぁ、もう一人の子はあんまり手伝ってくれないんだよね、
部活優先らしくって・・』
「名前は部活やってないのか?」
『うん、家の手伝いとかあってね』
「そうか、じゃぁ俺が手伝ってやるよ!」
『本当・・?』
「あぁ、で何やればいいんだ?」
『えっと、文化祭模擬店のメニューを考えないとで・・』
「へ〜そういうことだと、遊子が詳しいかなぁ・・でも、夏梨のほうが得意かな・・」
何と言うか・・ラッキー!!
さっきから、妹さん?の名前を出してるけど・・
まぁ、そんなわけで黒崎君の家に行くことに
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