ショート

□僕のご飯
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私だってね、少しはできるんだよ?




紘の役に立ちたいんだよ・・?




なのに・・何で失敗しちゃうんだろう・・




「じゃ、行ってくるね〜夕飯は僕が帰ってから作るから」



紘はいつもどうり、私も向かって朝の挨拶




『うん、行ってらっしゃい!』




紘は声優・・私とは全く違う世界の人、寂しい思いをさせないようにって

優しくしてくれるけど・・・

私にとってはいつもの紘がいい、

昔の普通の優しさの紘がいいんだよ?



『私・・料理作れないしなぁ・・・何で紘は得意なんだよ・・』



どうせ、頑張って料理作っても紘には勝てない・・・



『むぅ・・どうしよう、料理じゃ勝てないとなると・・・』



なんか、紘に負担を掛けたくないでも、掃除も洗濯も全部私・・・

料理だけ紘・・でもなんか迷惑かけている気がしちゃう・・・

なんだろう、紘にはいつもの優しさがほしいだけ・・・

今の優しさはなんか・・気づ付くよ




『よし!!料理作ろう!!』




結論的に絶対に勝てないと知りながら、料理を作ると決めた!!



『あれ・・?何作ろう・・やっぱり煮物?いや・・勝てないよなぁ・・・』




何としても、紘から料理ッて言う負担を外したい








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