ショート

□声、声、君
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なんでだろ・・君の声は好きと言えるのに
君のことが好きって言えないんだ・・


「苗字〜腹減ったんだけど」

『なんですか、まだアフレコ中ですよ?
そんなに食べようとするからそんな体に・・・』

「あれ・・?苗字今俺の体見たよね?
ねぇ?」



ハハッと適当に笑っておく

こいつと話すと疲れる、まぁ楽しいけど・・杉田は愛しの中村君が居るというのに見る気すらない、

病気か?体調悪いのか?


『仕方ないですね、これ上げます』

「なにこれ、俺にくれるの?」



しかたな〜〜〜〜〜く私は心優しいため中村さんにお菓子をあげた


「でもさぁ〜お菓子って、う○い棒って
子供っぽい・・・・腹膨れねーよ
腹減った腹減った〜〜〜」



うっせーな・・・コイツ
こんなに太っ・・丸み帯びている体系はそのせいだぞ!!ともいえず・・・
言えるわけない一応先輩だし・・

そこにそこに、



「おーい、中村君ラブレター貰ってるわ!!
私と言う女が居るのに・・・ひどい・・私と言う女を捨てるのねっ!!」



杉は元気のようだ、そして中村さんの彼女のようだ、気持ちわr・・

と言うか・・・ラブレターですと!?

中村さんの手には、[中村さんへ]とかわいらしく書かれた手紙が、



『あ・・あれ・・?中村さんモテモテじゃないですか〜ヒューヒュー!!』



軽く冷やかす、思ってもないのに

本当は、気づ付いてるくせに・・。



「アイツのどこが良いのか・・全く解らないわ!!」


まだ杉は彼女気取りか、



『そうですね〜でも、肉むr・・中村さんは良い所沢山ありますよ!!声カッコいいし、縁起うまいですし、意外と優しいい・・』

「まぁ、そうね。だからこの私も惚れたんだし〜むちゅぅ〜」



キスを中村さんに迫る杉、もう見てられないっ、
見てるこっちが空しくなるくらいのスルー中村

でも気になるなぁ・・誰がそんな手紙なんか・・・



「でもこれ・・苗字より・・・って・・お前が書いたのか?」



え?・・何それ?私が書いたの、

知らないよ?



『いや、私知らないけど・・』



同名の人結構いるもんなんだなぁ・・



「おい、苗字ちょっと来い・・」



急に腕を引っ張って連れてかれる





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