ショート
□声、声、君
1ページ/3ページ
なんでだろ・・君の声は好きと言えるのに
君のことが好きって言えないんだ・・
「苗字〜腹減ったんだけど」
『なんですか、まだアフレコ中ですよ?
そんなに食べようとするからそんな体に・・・』
「あれ・・?苗字今俺の体見たよね?
ねぇ?」
ハハッと適当に笑っておく
こいつと話すと疲れる、まぁ楽しいけど・・杉田は愛しの中村君が居るというのに見る気すらない、
病気か?体調悪いのか?
『仕方ないですね、これ上げます』
「なにこれ、俺にくれるの?」
しかたな〜〜〜〜〜く私は心優しいため中村さんにお菓子をあげた
「でもさぁ〜お菓子って、う○い棒って
子供っぽい・・・・腹膨れねーよ
腹減った腹減った〜〜〜」
うっせーな・・・コイツ
こんなに太っ・・丸み帯びている体系はそのせいだぞ!!ともいえず・・・
言えるわけない一応先輩だし・・
そこにそこに、
「おーい、中村君ラブレター貰ってるわ!!
私と言う女が居るのに・・・ひどい・・私と言う女を捨てるのねっ!!」
杉は元気のようだ、そして中村さんの彼女のようだ、気持ちわr・・
と言うか・・・ラブレターですと!?
中村さんの手には、[中村さんへ]とかわいらしく書かれた手紙が、
『あ・・あれ・・?中村さんモテモテじゃないですか〜ヒューヒュー!!』
軽く冷やかす、思ってもないのに
本当は、気づ付いてるくせに・・。
「アイツのどこが良いのか・・全く解らないわ!!」
まだ杉は彼女気取りか、
『そうですね〜でも、肉むr・・中村さんは良い所沢山ありますよ!!声カッコいいし、縁起うまいですし、意外と優しいい・・』
「まぁ、そうね。だからこの私も惚れたんだし〜むちゅぅ〜」
キスを中村さんに迫る杉、もう見てられないっ、
見てるこっちが空しくなるくらいのスルー中村
でも気になるなぁ・・誰がそんな手紙なんか・・・
「でもこれ・・苗字より・・・って・・お前が書いたのか?」
え?・・何それ?私が書いたの、
知らないよ?
『いや、私知らないけど・・』
同名の人結構いるもんなんだなぁ・・
「おい、苗字ちょっと来い・・」
急に腕を引っ張って連れてかれる
→