幽かなる羽衣
□プロローグ
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私は、陰陽師の家系に生まれた。
それなりに楽しくやっていた、
今私は妖を退治している。
しかし…
子供がいるなんて…
『ちっ、しつこいなぁ…』
「うっ、うわぁぁぁん」
!?しまった!!
"ぐぉぉぉぉお!!"
くっ、間に合え…!!
ザシュッ…!
ポタッ
『…った〜』
かばったはいいけど、傷が深いな…
"ぐぉぉぉぉお!"
ヤバい…動けない。このままなら死ぬ…
フワリ、
"フフフッ、お前に情けを掛けてやろうではないか…"
(!?水龍様!?なぜここにきて…?
というかどういう意味…?)
カッ…!
そこには誰も残っていなかった…
ただ、死んだ妖が、いるだけだった…