cosmos
□麻生・狸穴坂公園
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う「…ハァハァ、お、おはよう！」
朝から走って息切れをしているうさぎをみて笑う４人
亜「うさぎちゃんおはよう」
「「「おはよう！」」」
レ「本当にあんたは寝坊してばっかりね！」
う「だって〜」
は「やぁおまたせ子猫ちゃんたち」
「「「「「はるかさん」」」」」
うさぎとレイが言い争いをしていたらどこからかはるかたちがやってきた
ほ「おはようございます！」
後ろからヒョイッと顔をだすほたる
う「ねぇ、話って何？」
せ「ちょっと４人で旅行に行こうかなって」
「「「「「ええっ！！」」」」」
う「どこに？」
せ「モナコです」
美「じゃあモンテカルロ？」
美奈子が勢い良く言う
み「えぇ」
ま「地中海かぁー良いだろうな〜」
まことの言葉にねぇ〜と口を合わせる４人をみてみちるはクスクスと笑った
星「よぉ！お団子！」
う「星野！どうしたの？」
大「ちょっとお話ししたいことがありまして」
ま「大気さん！」
夜「…眠い」
美「やってんくーん！！！」
勢い良く夜天に抱き付こうとした美奈子
けれど誰かにジャマされてしまった
美「っもう！誰よ〜」
大「っすみません秋桜こっちに来なさい」
秋桜は黙ったまま大気の元へ走っていった
星「ほら！挨拶しろ！」
星野に前に押し出されて渋々秋桜はしゃべりだした
秋『…秋桜です』
小さな秋桜は震えていた
こんなに人がいる中での自己紹介は苦手なのだ
美「…秋桜ってあの秋桜ちゃん！？」
びっくりしたように美奈子が言った
一応自分って知名度あったんだとちょっとだけ嬉しくなる
星「こいつはプリンセスの妹なんだ」
「「「「「ええっ！！」」」」」
う「火球の？」
大「ええ、そうです」
ニコリと大気が言った
ま「言われてみれば似てるような」
レ「似てないような？」
亜「…でもなんで地球に来たの？」
夜「秋桜は誘拐されてたんだよでも逃げてきたの…」
秋桜は夜天に名前を呼ばれてちょっとドキッとした
『(いつもは不機嫌で名前を呼んでくれない夜天が初めて名前を呼んでくれた…)』
その様子を大気と星野は見逃さなかった