hp Dream Novel

□リク+フレジョ甘夢/双子だって
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「ハリー、明日のクディッチ頑張れよ!」

「あぁ。頑張るよ」

談話室で明日の試合を控えたハリーがそわそわしていた。
何年もクディッチをやっていても、やっぱり試合の前は緊張するのだろう。

ハリーとロン、そしてハーマイオイニーと明日の試合について話していると、

「「いやぁ、今日も儲かった儲かった!」」

昼間聞いたあの声。
満足そうに談話室に入ってくる双子。

「やぁレディース。」

「アンド・ジェントルメン!」

どっかりとソファに座る。

「そういえば、」

ハーマイオニーが口を開いた。

「クディッチの勝敗は2分の1よ。たいした儲けにならないんじゃない?」

「「そんなの心配ないさ!」」

「賭けは、どちらが勝つかの他に」

「勝ったほうの総得点も予想してもらう」

そう言うと、この中の人は1人も賭けてくれなかったから知らないだろうけどね、と2人は口を尖らせた。

「私は賭けようとしたじゃない。」

「「たったの1クヌートだ!」」

泣きまねをするフレッド。と、それを慰めるフリをするジョージ。
ジルは呆れた顔をしながらも自然と笑顔になっていた。



思えば、この2人はいつもこんな感じ。
悩みとかないのかな?明るく振舞っていられないほど、落ち込んだり、悲しんだりするのかな?


私、

2人のことあまり知らないんだ



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