散文

□僕たちはそばにいすぎたね。
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僕たちは、お互い向かい合いすぎたね。

だから、何も話さなくても平気だし、涼介が誰といたって構わない

 
でも、いらないわけじゃない。

 
もうそばにいなくても平気なわけじゃない。

涼介が僕を見ない日は、そっと黙って空気になろう。

涼介が僕に触れない日は、ひたすら僕は笑顔でいよう。
 
僕たちは、そばにいすぎたけど、まだ必要としてる。


僕はまだ、
涼介を必要としてるんだ。


2012.6.19

 

 

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