長篇小説

□復讐
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「っふ・・・ん、っっつ・・・」

静まりかえった夜の部屋。
シーツの布がこすれ合う音と、小さく漏れるうめき声。
何度も吸われ、擦られ、俺の口の中に性を吐き出してはまた嬲られて反応する。

「もう無理・・・お願い、お願い・・・」
声を殺して知念は懇願を繰り返す。

唇を舌でこじあけ、口腔内を支配する。
涙でびしょぬれ、赤く染まった頬に伏せられた睫毛が
しっとりと貼り付いている。

「っはぁ・・・っ嫌・・・や・・・もうやだぁ・・・やめて・・・」

抵抗しようと身をよじっても、快感の波に力が抜けるとすぐにねじ伏せられてしまう。

可哀想な知念。

後ろから激しく容赦なく攻められ、熱を持った知念の身体は痙攣する。

「あ・・・いやぁ・・・あっあっぁあ!」

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