小説
□好きなんて言えない
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俺は越前リョーマ
俺には好きな人がいる
だけど俺は…
好きなんて言わない
「おぉ、越前」
部室で着替えていた好きな人、その人の体は全てが鍛え上げられていて慌てて目を逸らす
「おい、何で目を逸らすんだよ」
「う、五月蝿いなぁ人の勝手でしょ?」
「へいへい、可愛くねぇ一年だな」
「可愛くなくて悪かったね」
こうゆうのが毎日の日常
あまり目立っての進展はない
でも相手は此方の気持ちに気付いているようで毎日のように言ってくる
「なぁ越前…好きって言ってみ」
「や、やだよ」
そうこの人はこの言葉を毎日のように言ってくる
「何で言わねぇんだよ」
「す、好きでもない奴に好きなんて言えるわけないじゃないっすか」
「へっ、素直じゃないねぇ…」
本当はこっちから言ったら負けてしまうような気がして言えないのと…
恥ずかしくて口に出せない
だから好きなんて言えない
END
→あとがき