‡小説‡
□青春の15.8ページ〜プレゼントを君へ〜
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メロ「たたた、大変だー!!!」
家から飛び出し叫びながら走り回るのは、金髪少年のメロ。
そこへ、銀髪少年のニアが通りかかった。
ニア「‥‥」
メロをチラリと見たが、視線を元に戻しスルー。
メロ「狽ィおーい!!
良いところに、ニア!」
歯をギリギリさせながらニアの元へ寄るメロ。
どうやらニアが、わざとスルーしたのを分かった様子。
ニアはうんざりした顔を見せた。
ニア「メロ、いたんですか驚いた」
メロ「驚いただと?ふざけるな」
ニア「真面目ですよ。だってこんな変人と関わりを持ってるなんて、普通に思われたくないじゃないっすか」
メロ「良い度胸じゃんか、ニア坊」
ニア「ニア坊って言わないでください」
メロ「おっと悪い、ニア嬢だった」
ニア「‥‥で、何なんですか用件は」
メロ「ああ!」
ピンポーン♪という音と共に、メロの頭の上に電球マークが現れる。
ニア「マンガみたいなマークを今すぐ消してください」
メロ「それどころじゃない!」
ニア「じゃあどれどころなんですか」
メロ「Light Near the Lの……………………」
言いかけてガックリと
うなだれるメロ。