冗談
□一つ屋根の下C
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「魅上が…?」
「嫌な予感がします」
ガチャッ
「夜神月!あんたなんかキラじゃない!」
「狽竄チぱり来たぁ!」
「何ものかが私の貯金箱を盗んだのだが、何か知らないか?」
「ミサ、今度はお前が戦うんだ!」
「ええ〜、ミサが〜?」
「誰か、貯金箱の情報を漏らしたのではあるまいな?神を冒涜する行為だ!」
「魅上さん…目が怖いよ;」
「認められない!」
「ミサたちは何も知らないもん…」
「それは、本心なのか…?」
「魅上さん…もう…やだ…」
キュピーーン++
突如、ミサの背後が疾走感丸出しの画面になる。
「ミサのこと、信用してね」
魅上⇔ミサの信頼度が100になった!
「分かった、その発言には正義がある。
…こちらから一つだけ情報を。夜神月が取っておいたポテチを食べたのは、竜崎氏だ」
「え、そうなの?そんな情報ミサ的にはどうでもいいんだけど…;」
「では私は失礼する。貯金箱を見たら教えてほしい」
「うん、じゃーねー」
「ミサさん、見てください。今の会話の間にストーリーモードをクリアしました」
「狽ヲ!早ッ!!」
「林檎もフルゲットですよ」
「うそー、何か増えた?」
「夜神月(黒)が使用可能になったそうです」
「ふっ、ふふ…それは丁度良かった…」
「あっ…ライト、どうしたの、何か怖いよ…」
「こっちも覚醒したところさ」
「覚醒?」
「ライト君、まさか…」
「キライトと呼んでくれ竜崎。僕はあのポテチを楽しみにしてたんだよ」
ゆらりっ…
「ひ、ひぃっ…」
「正義の裁きを受けろ!」
「や、やめて、ライト…正気に戻って―――!!」
「が…ま…」
こうして、天才たちの夜は更けてゆく……………。
Fin
あとがき
キラゲーム発売記念と言うことで、随所にゲーム中の台詞をちりばめてみました。
ワタリがやたらと喧嘩してますが、本当につっかかって来るんですよ、あの老紳士…(´Д`)