冗談
□ミカミンC
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♪ジングルテ〜ル
ジングルテ〜ル
腕が鳴る…
神に裁きに尽くしながら…♪
ジェバ「はい、久々にやって参りました、ローカルラジオチャンネルミカミンの時間でーす」
ミカミン「本当に久々だ。放送中止になったかと密かに案じていた」
ジェバ「いつもその問題と隣り合わせだからこの番組は…;」
ミカミン「しかもOPが気に入らない。替え歌で人を愚弄するのはクズのすることだ」
ジェバ「まあ、季節柄と言うことでね。クリスマスと言えばミカミンは去年の―――」
ミカミン「…そう、あの時もそうだった。忘れもしない、中2の夏…」
ジェバ「あ、もしもし聞いてる?;」
ミカミン「私は一通の恋文を貰った。しかしそれは私の手で開かれることはなく」
ジェバ「こ、恋文?古ッ」
ミカミン「?恋文でなくて何と言う」
ジェバ「ラブレター…」
ミカミン「欧米か!」
ジェバ「秤「米だよ!悪いか!」
ミカミン「ふん。前回の放送で少しでもお前の有り難みに感服した私が馬鹿だった」
ジェバ「次行っていいかな」
ミカミン「うむ。なんとその恋文はクラス一のクズによって暴かれ、文面を替え歌に乗せる蛮行が行われたのだ!」
ジェバ「え?いや、そっちの次じゃなく、番組…」
ミカミン「私は怒った!人のプライバシーを侵害した上に、替え歌などという俗悪な…」
ジェバ「はい!はい、そこまで!お便り読みます!今日はMad Tea Partyで話題が持ち上がった、初期Lと今Lの矛盾について」
ミカミン「Mad Tea Party…要は気違いの集う茶会だろう。どこまで欧米なのだ」
ジェバ「もう欧米はいいよ;」
ミカミン「横柄な口を利くな!!」
ジェバ「!!」
…おうべいと、おうへい――――!?
シーン。
ミカミン「……。」
ジェバ「ミカミン…」
ミカミン「違う。断じて駄洒落ではない」
ジェバ「……(半笑い)」
ミカミン「貴様、何だその目は!!!」
ガタッ(椅子が倒れた音)
ガシャーン(テーブルの上の飲み物が倒れた音)
ジェバ「じぇば―――ッ(悲鳴)」
ザザ…ザザザ…
…。
…。
ワタリ「だから、何度も言いますけどね、紅茶はアールグレイなわけ」
スタッフ「はい…スミマセン」
ワタリ「まぁまだ若いから仕方ないのかもしれんけどさ、…その、あまり年寄りを馬鹿にしたりとかそういうのよくないわけ」
スタッフ「はい…」