未来のトップアイドル☆
□はじまり
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『うぅ、通勤ラッシュの電車はキツイ・・・』
つづねはよろよろとホームからでた
そして人混みを避けながら道にでた
春「あっ、つづね!」
『へ・・・? 春香ぁ!
と、カメラさん?』
春「ほら、プロデューサーさんが言ってた取材だよ」
『あぁ、今日だったんだね
始めましてっ、つづねです!』
春「可愛いー、つづね!」
『ありがとー、春香』
えへへへへ、と本当に嬉しそうに笑うその姿にカメラマンもキュンとしたとか・・・
<事務所までどのくらいかかるんですか?>
春「えーと、2時間くらいですかね」
<通うの大変じゃないですか?>
春「はい
でも電車の中で音楽を聴いたりオーディションの資料読んでたらあっという間ですから気になりません!」
<つづねさんは?>
『私は30分くらいだから全然平気かな!
あ、春香 ちょっとコンビニ寄っていい?』
春「ちょうど私も言おうと思ってた!」
二人で仲良くコンビニに入る
『あっ、真!』
春「『おはよー!』」
真「ん? おはよー、つづね 春香
って、うわぁああ!!」
真は手に持っていた雑誌をかくした
<何を読まれてたんですか?>
真「う〜、これです・・・
らしくないですか? ボク内緒ですけど結構こういうの好きなんです」
ひそひそ話しでもするかのように手を口の横に当てて言った
『私は知ってるけどね♪ 可愛い、真!』
<つづねさんはどんなのが好きなんですか?>
『私はー、動物の漫画とか少年漫画かなー? 恋愛には興味ないし』
真「以外だよね、つづねって恋する乙女っぽいのに
羨ましい・・・」
春「何はなしてたのー?」
こっちに来る春香の手にはコンビニの袋
『もう買ったの春香!? 待ってて、私もすぐ買ってくるから!』
*****
『まだエレベーター故障してるよ』
春「いつになったら治るんだろー・・・」
真「まっ、いい運動になっていいんじゃない?」
『カメラ重いのに階段でごめんなさい
あとちょっとだから頑張ってください!』
<は、はいッ>
階段を上りきり扉の前まできた
春「えと、ここが私達の事務所です」
「「『せーの
765プロへようこそ!!』」」
ガチャー・・・
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