君と僕。

□天の川
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星屑が舞う夜、


輝いている夜空を見上げて言ったんだ。


天の川



「ねえ、知ってた?織姫と彦星の関係。」

「何、いきなり。」


二人で夜空を見上げていた時、彼女は問うてきた。



ああ、今日が七夕だからか。


「恋人でしょ?」

「ブー、ハズレ。正解は夫婦でしたー」

「あ、そうなの?」

「ん、そーなの。みんな結構間違えるんだね。」



彼女の可愛らしい仕草と言動に笑みがこぼれる。





「可愛いなあ」
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