黒子のバスケ(夢)

□歩み
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私は身長が高い人がものすごく苦手です。
だから・・・近寄ってくんな!




最初は紫原くんだった。


昼休み、購買へいこうとして廊下にでたとき。




私は誤って財布を落としていたらしい。
でも、それに気づかずに足はどんどん購買へ向かっていく。




それを紫原くんが拾って届けてくれたのだ。



「これ、落ちた」
「え、あ・・・ああ、う、ん。あり・・・がとう」


きれぎれに必死になって答える。



昔から身長が高い人が怖くて大変だった。
今は頑張ったおかげで180cmまでの人だったらギリギリいけるようになってきた。




けど・・・紫原くんは200cm超えてるよね??


大きすぎでしょ!
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い




「じゃ、あ」



そういってその場を去ろうとする。


「待って。」



すると、手を掴まれる。

離して怖い。



「なんでそんなに怯えてんの?」
「し、ん長が高い人が苦手なだけですから!180cm以上は無理!」


そう言い放つようにして私は逃げた。


すると、遠くから紫原くんの声が聞こえて来た。

「仲良くしよーねー」









何故!??



身長高い人苦手っていったばっかだよ!!!












・・・それからというもの。

紫原くんが寄ってくるから青峰くんとか、私が避け続けていた人たちまで、寄って来ちゃった。



黒子君だけは大丈夫だけど・・・っ





もう、寄ってこないで・・・!
女子の目線とか、いろいろ痛いし!!!
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