黒子のバスケ(夢)

□???
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それは、夏の日差しがぎらぎらと照りつけるような日におこりました。





「んっしょっ、・・・おわっ」


只今、絶賛バスケ部マネージャーの仕事中です。




洗濯物とか・・・重い。

部員数100を超える帝光中学校バスケ部。
私はそこの2軍以下のマネージャーと言う名の雑用係です。


私と同じくマネージャーの桃井さんは一軍のマネ。
すごいよね、あの方々。
流石、一軍。



たまに部長の赤司くんに怒られたりレギュラーの方々に絡まれたりするけど、それはとても光栄なことなんだなって思う。





うん、洗濯物重い。





「う、よっ・・・て、わああっ!」



階段でコケてしまった。
痛い痛い痛い痛い痛い・・・?痛くない??



「・・・全く、何やってるんだ君は。」
「あ、赤司くん!」


赤司くんです。
階段から転げ落ちそうだったのを抱きとめてもらったようです。


怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。


「怒らないからはやく拾え。」
「あ、はい!」


めっちゃ高速で拾い上げる。
・・・はやくしないと殺される。SOS。



「あ、ありがとうございました。・・・いつも迷惑かけてすみません・・・。」



シュン・・・と項垂れる。


すると、赤司くんがぽふぽふと優しく頭を撫でてくれました。
・・・珍しい。



「あとで部室に来い。」
「ええ!??」


とうとうクビの宣告をうけてしまいました・・・。

やばいなどうしよう。
「明日からこなくていい。」とかリアルにいわれるのだろうか。














不安を抱えながらその日の仕事は全て終わらせた。
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