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□放課後の秘密
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「 ‥ 。」
ヤバイ、教室にノート忘れた
あーマジめんどい。
腹立つ事に俺は校門の外
「 チッ 」
面倒くさいから
帰ろうとした時だッた
『 西くーんっ 』
「 ぁ 」
息を切らせて走ってくる
名無しさんはクラスの奴で、
『 ノート床に落ちてたよっ 』
はい、ッて微笑みかけてくる
その顔は愚民なんかではなく
俺の中では人間だ。
「 ‥ なーンて 」
『 え? 』
この感情はお前には秘密。
放課後の秘密
「 ‥西くん顔赤くない? 」
「 ハ!?‥気のせいだろ 」
「 えー絶対赤いよーっ 」
( お前のせいだッつーの! )