中・短編

□Voice
5ページ/5ページ



『さて…もう時間の様だ


クラウド俺はお前を愛してた…いや、今も愛してる

元気で…』



ピーーッという電子音が、メッセージの終わりを告げた



ポタポタと次から次に、ズボンに染みが出来ていく



「っあ……セフィ…ッ」



堪えていたモノが、一気に流れ出す



携帯を両手で握り締め、胸元でソレを抱く




もう、止まらなかった


「俺もっ…

今も…セフィ…ロスを、愛してる――」








後で確認すると
このメッセージは、


あの日…俺がセフィロスとの戦いを終えた直後、入れられたモノだった





本当は届く事の無かった
その【声】



そのらしくない内容に、少しだけ苦笑して…


同時に
そのらしさに微笑った




「ありがとう…


セフィロス―-…」











-END-

グダグダです(泣)

本編ED後捏造話…

つか、これじゃACに続かないじゃん!!なんて…そんなツッコミは無しで(オィ)


2007/03/17
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ