中・短編

□You're mine.
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「あの様子じゃ…アイツ絶対に気付いてないよなぁ〜ι」


「あぁ…気付いてないだろうな」



書類にチェックを入れながらも、平然と答えたセフィロスに…ザックスはポツリ“変態…”と呟いた


刹那



ヒュッ―-…


「ほぅ…何か言ったか?」


喉元に突き付けられた万年筆の切っ先に、思わずゴクリと喉が鳴った


「いぇ…にゃにも…ι」



そう言うと同時に離された万年筆にホゥと肩を撫で下ろす












「旦那ってさぁ…絶対、独占欲強いだろ?」


喉を擦りながら言われた言葉に視線だけ持ち上げて“それこそ…今更だな”と意地悪く微笑う


そんなセフィロスに苦笑しながらも“程々にな…”と言うと、出来た書類を受け取りザックスも自分の机へと足を向けた




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