中・短編
□喪失
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星は救われた。
世界が、安寧と平穏を取り戻した。
災厄は去った。
優しい、彼女の思いが叶った。
人々が歓喜した。
共に戦った仲間達も安堵し、笑った……。
俺も、微笑んだ。
そして、涙した……。
ブリッジにクラウドの嗚咽が響く……。
結局、自分に残ったのは…途方もない虚無感と、漠然とした罪の意識──。
「─────」
名前さえ…もう自分には、呼ぶ権利がない──否、失ってしまったのだ。
「ぁ……ッ──
あ゛ぁぁぁああ──!!」
災厄が去り、世界が救われたその日…
俺は、自分の手で…
愛しき人を、
永遠に喪った──。
END
ス…スランプッ!!(涙)
纏まりのない、意味不明な文で、ホント申し訳ないです…。
2007/11/18