神の申し子

□神の申し子 七章
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披露会の次の日。

俺は.....




遅刻した。

「なにしてんだ俺ぇーーー!!」

いや、理由は分かる。昨日色々安心しちゃってそのまま寝ちゃったんだよ。アラームかけずに。
だからだよね。うん。知ってるよ。知ってるけども...っ!

「いやー、でも遅刻はない。ないない。」

こんなに寝坊したの初めてだ。
寝坊した理由が...。

「...夢の中に蛍と夕闇と静と遙香がいたからなー。しかもめっちゃ笑顔。夢だからこそだろうけど眼福極めたり?」

なんとも情けない。

遅刻したものはしょうがない。できる限り速く教室に走る。

まぁ、結局遅刻は変わらないけど。

「さてと、"星なし"の佐倉蜜柑ちゃんv遅刻にはペナルティが必須です。...と言う訳で"ゴミ箱のゲロ掃除"だーっ!」

「「おー!」」

今日の罰則当番らしい鳴海先生。隣には俺の手伝いをしてくれるといってくれた委員長。本当優しいよ、委員長。最高だよ、委員長。...蛍、蛍も誘ったんだけどね?無視だよ。流石蛍だね。

というか...。

「..."ゴミ箱のゲロ掃除"?」

「あのね、蜜柑ちゃん。学園のゴミ箱はアリス職人によって作られた特殊なゴミ箱で、食べたゴミを原子分して肥料やリサイクル素材に還元してくれるんだ。そのゲロを分別して集めることを"ゴミ箱のゲロ掃除"っていうんだよ。」

「ちなみにこのゴミ箱達はゴミを食べさせられるのを嫌ってて、人間を見ると逃げ回るから頑張ってねv」






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