神の申し子
□神の申し子 二章
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ー職員室
「...そろそろはじまったかな?真の入学試験v棗くんは賢い子だから何か感じると思ったんだよね。」
「ねぇ、ナル。やっぱり危険なんじゃない?子供だけで北の森入るの。もしものことがあったら...」
「...大丈夫ですってvもしもの時はすぐにいけるようにしてありますし。それに、あの子は棗くんにとって今後を左右する鍵となる人物になるかも知るないんだから...」
こんにちわ。佐倉蜜柑です。
今、俺はクラスの連中(主に黒猫。)に言われて北の森にきています。
逃げた蛍を捕まえ、良し行こうとしたところ委員長もきてくれると言ってくれたので俺を合わせて計三人。
道中、蛍と委員長が北の森について話してくれた。
すると...
クマのぬいぐるみが現れた!
可愛い!
「...あっあれは北の森に住んでいるMr.ベアと言ってすごい凶暴なんだよー。」
俺から離れたところで委員長が説明してくれた。蛍も何時の間にか離れてるし、早っ!
気にしたら負けな気がしてきた。
...凶暴って言われてるけど、俺に伝わってくる感情は違うんだよなー。なんていうか、悲しみ?産みの親がいなくてかんしゃくおこすこどもみたいな...。
俺は近づき、ベアを抱いた。そしてそっと囁く。
「...大丈夫。ちゃんとお前の親は帰ってくる。だから俺の前では安心していいぞ。」
そういうとベアは安心したのか俺に抱きついてきた。うん、やっぱ可愛いな。
「名残惜しいけど、今はこれで。バイバイベア。また来るな。」
最後に頭を撫でてベアと別れる。