歌劇小説2

□それが恋だと気付いた5題
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1.心臓高鳴る




役を完璧に演じることを目指す彼の姿は


他にない輝きと美しさがあった




より完璧を目指し、役に打ち込むその姿


普段は穏やかな視線なのに、演じると鋭さをもつその瞳


その時に見せる、幼さが残る子供みたいな笑顔




その姿に俺は


見とれて、体温が急に上がって、顔が火照って、息が苦しくなって、心臓が痛いくらいバクバク、締め付けられるような



激しい衝動に駆られた



その衝動が一体なんなのか



まだ俺は知る由もない








―あとがき―
短っ!!ホントに私が書く文は無駄に長いか、異様に短いかしか無い。

天然カズキは恋だと気付いてません。
カズキは告白されるか取られるかしないと気付かなそうな感じがする………。

※決して悲恋な訳じゃありませんよ!!
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