歌劇小説

□そうだ遊園地に行こう!!
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「わぁい!!じゃあさじゃあさ、一緒にジェットコースター乗ろうね!!」

「お化け屋敷も!!」

「うん、いいよ(ニコッ)」

「お化け屋敷は俺とペアな」

「なに言ってんの。怖がりNO2は引っ込んでなよ。ていうか、工くん来ないって言ったじゃん」

「言ったか?」

「言ったよ、バリバリ言ってたよ」

「まぁ、いいじゃん。過去は振り替えんな」

それほど過去じゃありませんよっと晃二は心の中でつっこんだ

「……分かりました。ありがとうございます。俺も行く」

「用事はいいの?」

「あぁ、別の日で構わないらしいから」

この時みんなは心の中で「チッ」っと舌打ちしてたことでしょう

「でも、1人行かないみたいだし」

あれっと鷲見が指さすと、1人暗い健太が机にうつ伏せていました

「そりゃあ……ねぇ?」

「あんなにハッキリと行かないって言っちゃったら…ねぇ」

そりゃあ、今更行くなんて言えませんよ

ですが、龍之介は健太の傍に来て

「健ちゃんは行かなの?」

「…行きたいけど」

「じゃあ行こうよ!それに俺…健ちゃんいないと寂しいよ」

寂しいよ…寂しいよ…寂しいよ…寂しいよ…(エコー)

「行く!!俺も行くで!!」

鎌苅健太、龍之介の『寂しい』の一言で、もうなんか吹っ切れたらしい

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回想終了




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