歌劇小説
□敵は陣中にあり?
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「アイルもベタベタしすぎだよ!!」
「っていうか、龍くんって六角と仲良くしてない?」
ちびっ子組がプリプリ怒っている
「一度、しっかり怒らなきゃね」
「そやなぁ〜……狽チてうおぉ相葉!?」
いきなり背後に現れたのは、2代目から1人引き継いでいる相葉だった
「なっなんやねんいきなり!?ビックリするやろうが!!」
「ごめんごめん☆でも、確かに通には厳しく言わないとね(黒笑)」
「だよね、一度厳しくやらないと(黒笑)」
「「ねぇ〜♪」」
「「(ゾゾォーι)」」
相葉に加わり伊達まで黒笑みを浮かべる。分かっていないらしいちびっ子組。震える斎藤と鎌苅。鷲見にいたっては、新しいマジックの練習をしている。
「あれっ、みんな此処にいたんだ」
「鯨ちゃん!!」
部屋に入ってきたのは、急遽舞い戻ってきた鯨井である。
「なにしてんの?」
「ん…ちょっとね♪」
純粋な鯨井には事情を説明しないようにする
「?そういえば、龍さんが通に絡まれてたよ」
「「「「なにぃっ!?」」」」
『ガタガタ!!(ズテッ!!)タバダバ!!』
嵐の如く部屋から出ていくみんな
「誰かこけてたなぁ」
なんて呑気なことをいう鯨井でした